Freeジュノハート、教室でパクッ 生産者ら子どもたちに振る舞い/南部、三戸両町
南部町と三戸町の小・中学校で25日、青森県品種の大玉サクランボ「ジュノハート」が提供され、児童・生徒が笑顔で初夏の味覚を楽しんだ。
南部町では、町ジュノハート生産者部会(杉澤勝部会長)が町内6小・中学校の児童生徒約1000人に対して、約2千粒のジュノハートを提供し、同日の給食で振る舞われた。
このうち南部小(斉藤祐之校長)には、同部会の中野進さんと工藤祐直町長が訪ねて、「今年はサクランボが少なかったけど一生懸命集めました」「すごく大きいサクランボでしょう。一緒に食べてたくさんお話を聞かせてください」とあいさつ。食べた児童は「甘い」「おいしい」などの歓声を上げた。
また三戸町の小学校では、ジュノハートの「お渡し会」が開かれた。町が三戸産ジュノハートを子どもたちに味わってもらうため、町サクランボ研究会(竹林達也会長)から買い取り、3粒が入った化粧箱約40人分を用意し、2小学校の新1年生に配った。
このうち小中一貫三戸学園三戸小(島守詩子校長)には、同研究会の藤原剛さんと町教委の慶長隆光教育長が訪問。受け取った児童を代表し、斉藤渚さんと越後初音さんが「ありがとうございました」と元気よくお礼の言葉を述べた。