五戸町の「黒沢書の教室」（黒沢節子代表）で学ぶ児童生徒の作品展が、青森銀行五戸支店で開かれている。会場内には力強い筆致で書いた一人一人の好きな言葉が並び、来店者を明るい気持ちにさせている。７月１２日まで。

　町文化協会（鳥谷部智会長）の加盟団体によるロビー展の一環。同教室では、町内や新郷村を中心に小学生から高校生まで５０人以上が学んでいる。今回の出展に合わせ、児童生徒は「情熱」「飛躍」など、元気が出る好きな言葉を選び、そのイメージに近い紙の色を選んでしたためた。

　黒沢代表は「作品から子どもたちの感性や気持ちを感じ取ってほしい」と語った。