岩手県は１９日、県内６３の定点医療機関から１０～１６日の１週間に報告された新型コロナウイルス感染者が１９２人（前週比１９人減）、１機関当たりの平均は３・０５人（０・３０人減）で、２週ぶりに前週を下回った、と発表した。県北地方では、久慈保健所管内が２３人（３人増）で１機関当たり７・６７人（１・００人増）、二戸管内が８人（６人増）で１機関当たり２・６７人（２・００人増）―と、いずれも感染者数が増えた。

　保健所管内別で見ると、県内全１０保健所のうち、県央や盛岡市など６管内で、感染者数が前週より減少した。

　年代別では、１０歳未満と１０代、４０～７０代、８０歳以上が前週を下回った。

　県内では、久慈管内の学校１件で、新たなクラスター（感染者集団）が発生した。