Freeユニーク素材でアートな吹き流し 八戸七夕飾りの制作ワークショップ

吹き流しができあがり、記念撮影をする参加者たち

八戸学院地域連携研究センターは16日、八戸市美術館で「アートな吹き流し飾り」を制作するワークショップを行った。家族連れ6組21人が参加し、子どもたちは真剣な表情で色とりどりの個性あふれる七夕飾りの吹き流しを作り上げた。

 八戸学院大、八戸工業大、八戸高専の3校による「大学資産を活用したアートの学び事業」の一貫で、今回は八戸学院大短期大学部の教員と学生が指導役を務めた。

 通常飾られる吹き流しとは異なり、手鏡や小さな額縁、紙コップ、ボールなどユニークな素材を装飾に使用。参加者は吹き流しの骨部分であるボウルとかごに、思い思いに飾りを付けていた。

真剣な表情で吹き流しを作る参加者

 講師を務めた池田拓馬准教授は「アートの学び事業なので、美術的な吹き流しにした。教えたのはやり方だけで、子どもたちは自分だけの視点で自由に作った」と説明する。

 きょうだい3人で参加した下吉夏騎さん(10)は、「いろいろなものをくっつけるのが楽しかった」と笑顔を見せた。

 
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