Free忍んだ病気も見つけ出す! 六戸町に健康推進キャラ「やべーすけ」

六戸町の特産品をモデルにした、町の健康づくり推進キャラクター「にんじゃヒーロー『やべーすけ』」
六戸町の特産品をモデルにした、町の健康づくり推進キャラクター「にんじゃヒーロー『やべーすけ』」

忍んだ病気も見つけ出す! 六戸町の特産品をモチーフにした、町健康づくり推進キャラクター「にんじゃヒーロー『やべーすけ』」が本年度デビューした。町が発送する封筒に載せるほか食育、町特産品のPRなどに活用する。

 やべーすけは町民の健康を守るため活動する忍者ヒーロー。長男で隊長の「にんすけ」(大玉ニンニク)、次男「ながすけ」(ナガイモ)、三男「ごぼすけ」(ゴボウ)、四男「ねぎすけ」(長ネギ)、五男「しゃもすけ」(青森シャモロック)、末っ子「キャロすけ」(ニンジン)の6人兄弟だ。

 町が発送する特定検診やがん検診関連の封筒を開封しない町民が多い―として、今年2月、町福祉課の栄養士、岩木亜由美さん(38)が「少しでも目にとまり、開封してもらえるように」と考案。手書きの六つのキャラクターを載せた封筒を新たに制作した。あえて「やべー」という表現を使い、南部弁の「すけ」も交え、親近感を持たせた。

 町が進める食育にも活用しようと、八戸市の食育料理家なぎさなおこさんが代表を務める「フードコミュニケーション」と共にキャラクターを図案化。4月から交流サイト(SNS)「インスタグラム」の公式アカウント「ろくのへ元気プロジェクト」を開設し、町民の健康意識向上に一役買うべく、やべーすけは本格デビューした。

 「役場のお堅いイメージを少しでも払拭し、誰からも愛されるようになれば」と願いを語る岩木さん。今後は「着ぐるみの制作もできたらいいな」とも話す。

 
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