青森県内は１６日、気圧の谷や湿った空気の影響で、雨や曇りの天気だったが、晴れ間が広がった地域では気温が上昇した。最高気温は八戸で３０・３度、十和田で３０・６度、三戸で３３・５度をそれぞれ観測し、八戸や十和田では今年初めての真夏日となった。

　この日、海沿いの行楽地は涼を求める家族連れの姿が目立った。八戸市の白浜海水浴場では、砂浜が焼けるように熱かったが、子どもたちは海辺で駆け回るなど元気いっぱい。家族と訪れた池田琉心（りゅうしん）ちゃん（３）は「海で遊ぶのが楽しかった。気持ち良かった」と笑顔で話していた。

　青森地方気象台によると、１７日は朝から曇りや雨の予報だが、次第に晴れる所が多くなる見込み。最高気温は３０度近くになる予想で、暑さへの注意が必要だ。