Free夢や目標、書き出してみて 五輪「金」小原さん、田子中で講演

金メダルを手にしながら講演する小原日登美さん
金メダルを手にしながら講演する小原日登美さん

八戸市出身でロンドン五輪レスリング48キロ級金メダリストの小原日登美さんが10日、田子町立田子中(野田基行校長)で講演し、生徒に夢を持つことや、諦めずに続けることの大切さを説いた。

 講演は同校PTA(大野誠会長)の主催。小原さんが八戸市立白銀中時代に野田校長の教え子だった縁から実現し、全校生徒と関係者ら約100人が参加した。

 講演で小原さんは、レスリングを始めた小学生時代からの写真をスクリーンに映し、「いつかレスリングで世界一になることを夢にした。夢でも目標でも、書き出して形にすることが大切」と語った。

 また目標を持つことや、失敗から学ぶこと、家族や仲間を大切にすることの重要性を説いた上で、「私の座右の銘は『継続は力なり』。諦めたら終わりなので、皆さんも納得するまで夢を追い続けてほしい」と教えた。

 小原さんから金メダルを持たせてもらった3年の名久井輝耶(かぐや)さん(14)は、「最後まで諦めないことを学んだ。テニス部なので、中総体でペアの子と県大会を目指したい」と話した。

 
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