Free「かかった!」アブラメに歓声 階上で一本釣り漁体験会

アブラメを釣り上げ、笑顔を見せる参加者
アブラメを釣り上げ、笑顔を見せる参加者

階上町の「町の魚」として認定されているアブラメ(アイナメ)の一本釣り漁体験会が9日、同町小舟渡漁港沖で行われ、町内外から参加した20人が地元ならではのレジャーを満喫した。

 アブラメのブランド化事業に取り組む、はしかみブランドプロジェクトCompAss(コンパス)が主催。手軽な漁法で参入できることをPRし、将来の漁業者育成や遊漁船振興につなげようと昨年度から実施している。

 参加者は午前7時ごろから4隻の遊漁船に乗り込み、稚魚を放流している沖合へ到着。やや高波の海況に苦慮しつつ、ポイントを変えながら釣り糸を垂らした。「かかった!」の歓声には一斉に反応してエールを送り、互いの釣果をたたえていた。

 町立道仏小4年上野祥希さん(9)は、フィッシング初挑戦ながら6匹を釣り上げ「かかった時の手応えが強くて、うれしかった」とにっこり。昨年に続き参加した階上中1年志賀悠真さん(12)は「刺身にして、みんなで食べたい」と心待ちにしていた。

 
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