Freeカラフルな傘に心踊らせ 八戸で「アンブレラスカイ」
屋内空間を色とりどりの傘で飾るイベント「アンブレラスカイ」が1日、八戸市三日町の「はっち」とマチニワ、JR本八戸駅構内のシーガルタウン本八戸で始まった。3会場とも7月7日まで。
梅雨の季節の街なかに新たな魅力を創出しようと、市が2020年からマチニワでスタート。22年からはっちが会場として追加となり、今年はシーガルタウンが加わった。
マチニワでは、全面ガラス張りの建物の中に赤や青など6色計120本の傘がつるされ、日差しが強い日にはカラフルな影が床に落ちる光景を楽しむことができる。
はっちでは、吹き抜けスペース「はっちコート」で保管期限を過ぎて破棄される傘102本を使用。5月に行われたワークショップで、来館者に絵を描いたりテープを貼ってもらったりした物を各階の手すりにくくり付けた。下から見上げると、万華鏡のような感覚で見ることができる。
シーガルタウンでは、JR東日本盛岡支社の「駅からArt」とのコラボレーションで、休憩スペースを囲むようにつるされた明るく鮮やかにデコレーションされた傘25本が、利用客を楽しませていた。
家族と訪れた市立白山台小4年の小林明香音さん(9)は「まるで空に浮いているみたいに見える。次は傘に絵を描いて参加してみたい」と話していた。