Free朝のニュースダイジェスト(5月31日)
【六ケ所沖・貨物船と漁船衝突で調査報告書】
2020年2月に起きた六ケ所村沖でのベリーズ船籍の貨物船と漁船の衝突事故で、運輸安全委員会は30日、調査報告書を公表。貨物船が急激に針路を変更し、漁船は南進を続け、両船とも速度を落とさない状態で衝突。貨物船は、別の漁船との衝突を回避しようとした可能性があるが、航海士が行方不明であることから原因の詳細は不明とした。漁船側は、漁労長が魚群探知機を見ていて貨物船の針路変更に気付かなかったとみられる―との見方を示した。
【公取委・青森市のコロナ関連入札で4社に排除措置命令】
青森市発注の新型コロナウイルス患者移送業務の指名競争入札で談合したとして、公正取引委員会は30日、独禁法違反(不当な取引制限)で、JTBなど大手旅行会社4社に排除措置命令を出した。市へ再発防止も要請。新型コロナ関連業務の違反で排除措置命令が出るのは初めて。
【大湊発言問題・むつ市長らが自民幹事長らと会談】
海上自衛隊大湊地方隊の統合を巡る江渡聡徳元防衛相の発言を受け、山本知也むつ市長は30日、自民党の茂木敏充幹事長らと会談。反発していた市や経済団体側は、面談の内容を受けて矛を収める考えを示した。
【八戸中央市場花き部30周年】
八戸市中央卸売市場花き部が6月1日、業務開始から30周年。流通経路の多様化や人口減、物価高による需要低下などが絡み、花卉市場は苦しい局面が続くが、関係者は鮮度、安定供給、適正価格の形成を前提に難局打開の道を探る。
【園児たちが秋田フキのトンネル散策】
八戸市の駒沢幼稚園の3~5歳の園児23人が30日、同市是川の「岩舘りんご園」でフキ刈りを体験。園児たちは、自分よりも背の高い秋田フキのトンネルを散策し、元気に歓声を上げていた。