５年ぶりに参加する八戸市白銀４丁目のしみず保育園。年長児１６人が３キロにエントリーし、保護者、職員ら計３２人と共に完走を目指す。園児たちは当日を、今か今かと待ちわびている。

　清水重行園長が「子どもが家族と一緒に走ることで一つの思い出になれば」と発案し、２０００年から参加。コロナ禍で一時中断していたが、感染症法上の５類移行を受けて、久しぶりの参加を決定した。

　参加２０回目の節目にも当たり、子どもたちの気合は十分な様子だ。４月からほぼ毎日、園庭を走り込んで３キロを完走できるように体力づくりを進めている。

　西舘蒼泰ちゃん（５）は「最後まで頑張って走る」とにっこり。髙木菜央ちゃん（５）は「ウサギみたいに元気に走る」と力を込めた。

　清水園長は「最後まで楽しんで、走ったという達成感を味わってほしい」と目を細めていた。