岩手県は８日、県内６３の定点医療機関から４月２９日～５月５日の１週間に報告された新型コロナウイルス感染者が２５１人（前週比１３７人減）、１機関当たりの平均は３・９８人（２・１８人減）となり、４週連続で前週より減少した、と発表した。県北地方では、久慈保健所管内は９人（２人増）、１機関当たり３・００人（０・６７人増）で前週より増加。二戸管内は５人（９人減）、１機関当たり１・６７人（３・００人減）で前週を下回った。

　保健所管内別で見ると、県内全１０保健所のうち、久慈、県央、大船渡以外の７管内で、感染者数が前週より減少。年代別では、２０代と８０歳以上が前週より増えた。

　県内では、新たなクラスター（感染者集団）が、久慈管内の高齢者施設１件など計７件発生した。