Freeせんべい付き、選べるソース こだわりソフトいかが? 八戸駅に農園マルシェオープン
八戸圏域版DMO(観光地域づくり推進法人)VISIT(ビジット)はちのへは13日、八戸駅東口に「はちのへ農園マルシェ」をオープンする。圏域で収穫されたリンゴやブルーベリーなどのソースを購入して掛けて食べられる「はちのへ農園ソフトクリーム」などを販売。地元農産物の認知度向上や駅周辺のにぎわい創出につなげる方針だ。
ソフトクリームは、新郷村産ミルクを利用した濃厚な仕上がりで、ごま、またはピーナツ味の南部せんべいが1枚付く。トッピングのソースは別売りで、▽五戸町産リンゴ▽八戸市南郷地区産ブルーベリー▽同ニンジン▽南部町産トマト▽南郷産ブドウでつくられたワイン―の5種類。生果では通常、出荷できない果物や野菜も有効活用する。
商品化に向けて、昨年7月からビジットはちのへ商品開発女子部(愛称はちのへポケット)と取り組み、市民に実施した試食アンケートの結果も考慮した。
開店前日の12日、はちのへポケットのメンバーらが訪れ、試食会が開かれた。メンバーの一人である鈴木彩花さん(26)は「ソースの固さや温度などをすごく考慮した。一番おいしい状態に完成させることができた」と満足げ。木村聡観光物産コーディネーターは「オール八戸エリアで体験型のソフトクリーム。地域の農産物、生産者のこだわりを知ることができるような場所にしたい」と話した。
営業時間は午前11時~午後5時半。定休日は月、火曜(月曜が祝日の場合は水曜)。