Free海に親しみ成長誓う 八戸海洋少年団が入団式
八戸海洋少年団(浮木隆団長)は7日、八戸市総合福祉会館で2024年度入団式と昇任式を開き、団員が海に親しみながら成長することを誓った。
同少年団は1966年、当時の八戸漁業協同組合連合会を中心に、八戸海上保安部が協力する形で結成。小学生から高校生までの団員が手旗信号やロープワークなどを学んだり、カヌーやデイキャンプを体験したりして心身の育成と社会性の向上を図っている。
本年度は小学1~4年生17人が入団し、進級・昇任する団員37人と合わせた54人で活動する。50人を越える団員数は全国の海洋少年団の中でも屈指の規模だという。
式典では、浮木団長が新入団員と昇任する団員に証書を授与し、「子どもたちが元気に、健やかに育つのは全ての親の願いであり、八戸市発展の原動力でもある。団員は大きな海の夢を見て立派に成長するはずだ」とあいさつ。
団員を代表し、同市立旭ケ丘小5年の箕輪咲笑さん(10)が誓いの言葉を読み上げた。また、八戸東ロータリークラブから記念品として団員が使うリュックサックが贈られた。
新入団員の同市立旭ケ丘小3年、東山祥悟君(8)は取材に「カヌーに乗るのが楽しみ。ロープワークも頑張って覚えたい」と語った。