八戸市の水産科学館マリエント（吉井仁美館長）で、春や成長にちなんだ魚を展示する企画「～祝　入学おめでとう展！～青い森紅サーモンもこんなに大きくなりました！」が開かれている。５月１９日まで。

　マリエントは青森県産業技術センター内水面研究所が開発した同サーモンの稚魚を２０２２年から展示している。今回は春の入学シーズンに合わせ、２年の歳月を経て成長した同サーモンを見てもらおうと特別展を企画した。

　展示室には他に、出世魚のイナダ、桜を名前に持つサクラダイ、成長とともにとげが伸びるコンゴウフグも並び、親子連れが興味深そうに眺めていた。

　十和田市立東小の新６年生、須田山陽咲さん（１１）は「泳いでいる青い森紅サーモンを初めて見た。きらきらしてかっこいいし、大人になったらもっときれいになりそう」と話した。

　時間は午前９時～午後５時。