三戸町の幼児と、町の姉妹都市であるオーストラリア・タムワース市の子どもの交流会が１５日、オンラインで行われた。本年度から始まった両市町のオンライン幼児交流会は今回で５回目で、町は「来年度も継続していけたら」と姉妹都市交流の活性化に意欲を見せる。

　今回、三戸側はいずみ幼稚園の年長児１２人、タムワース側は未就学児約１０人が参加した。

　町役場４階に集まった三戸の子どもたちは、英語での自己紹介や質問に挑戦。タムワースの子どもたちが英語で歌い始めると、「この歌、知ってるよ」と言って一緒に歌い、楽しい時間を過ごした。

　最後にタムワースの参加者が「小学校でも頑張ってね」と進学に向けてエールを送り、三戸の子どもたちが「Ｔｈａｎｋ　ｙｏｕ」と声をそろえて感謝した。

　名久井優里ちゃん（６）は「英語でお話しできて楽しかった」と笑顔を見せた。