天鐘(2月23日) 2024年2月24日 6:00 作家の幸田文は幼い頃、近くのちょっと高級な和菓子店にお使いに行くのが楽しみだった。おかみさんの「何をお包みいたしましょう」という上品な言葉遣いが好きだった▼好みを幾つか選ぶと上に白い紙が掛けられ、それを風呂敷で包んで自宅に戻る。〈「何をお包.....有料記事です。新聞購読者は無料で会員登録できます。会員登録するログイン(会員の方)サービス内容の詳細はこちら お気に入り登録 お気に入りリスト