八戸市の太陽印刷（漆澤知昭代表）は２月２２日の「猫の日」に合わせ、愛猫手帳を発売する。昨年１１月から愛犬手帳を販売しており、動物手帳シリーズの第２弾。愛猫版はワクチン接種など通院や健康記録を記載するページを充実させた。

　Ｂ６判サイズ、４４ページで税込み２９７０円。三毛猫と長毛猫が表紙の２種類を展開している。

　一般的に猫用の手帳は犬用より種類が少ないといい、今回は愛猫家約３０人のアンケートを踏まえて制作した。健康に関するページを充実させたのは、保護猫が多く血液検査の結果を貼り付けたり、病気やけがを記録したりしたい―といった声が多かったためだ。

　体重や成長の記録、飼い主の万一に備えた情報を記載しておくページのほか、カバーには診察券やサロンのカードなどを収納できる。愛猫の写真でオリジナルキーホルダー１点を作製できる購入特典もある。

　デザインを担当した杉澤裕美さんは「猫の手帳は内容が犬と同じものが多いが、愛猫家の意見を反映して差別化した」とＰＲする。

　また、同社はペットの写真を使ったアクリルスタンドや名刺など、オリジナル品を制作するネットショップ「あにまるグッズパーク」も新たに展開している。

　手帳は、同市江陽４丁目の同社店頭や同ネットショップ、カネイリの番町店（八戸市）、下田店（おいらせ町）などで販売する。