Free大川目中生がタラ料理学ぶ 「食の匠」が指導/久慈

生徒にマダラのあら汁の作り方を指導する土畑登美江さん(左)
生徒にマダラのあら汁の作り方を指導する土畑登美江さん(左)

久慈地域「海の幸」PR協議会(澤口延行会長)は7、8の両日、久慈市立大川目中(村上貴彦校長)で、地場産水産物を使った料理教室を開いた。全校生徒36人が「岩手県食の匠」の土畑登美江さん(68)=同市=を講師に、あら汁など旬のマダラ料理を学んだ。

 料理教室は児童生徒への魚食の普及を目的に、県北地方の学校で開催。秋サケを使うケースが多く、タラ料理は今回が初めて。

 初日は3年生13人が、あら汁とアルミホイル焼きの作り方を学んだ。土畑さんは新鮮な雄1匹を三枚におろし、各部位を紹介するとともに、みそ仕立てのあら汁を調理。生徒は野菜を切った後、切り身やシイタケ、バターなどをホイルに包み、フライパンで焼いた。

 出来上がった料理は全員で試食。門舛到和さんは「タラが新鮮でおいしかった。家でタラ料理をしたことがないので、自分でも挑戦してみたいと思った」と話した。 最終日は1、2年生が挑戦した。

 
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