１０、１１日に三戸町中心街で開かれる「三戸名物元祖まける日」を前に、実行委員会（佐藤雅之委員長）は７日、三戸大神宮で繁盛祈願祭を執り行い、期間中の盛況を願った。

　まける日は同町で４００年近く続く恒例行事。中心商店街の各店舗が特別セールを行い、多くの買い物客でにぎわう。

　２０２１年からは、新型コロナウイルス対策のため１日のみの開催が続いていたが、今回は４年ぶりに通例の２日間とした。

　両日とも午後１時から町役場１階で福引抽選会を実施し、２店舗以上で３千円の買い物をしたレシートがあれば１回挑戦できる。１人５回まで。特別連携企画としてサンノヘエール主催のまち歩きも行う。

　祈願祭には佐藤委員長、松尾和彦町長ら関係者約１０人が出席し、神事を執り行った。佐藤委員長はあいさつで「久々の２日間開催を成功に導きたい。抽選会や各店舗の繁盛を願っている」と述べた。

　まける日に関する問い合わせは、町商工会＝電話０１７９（２２）２１３１＝へ。