Free干支題材、ねぶた雪灯リニューアル/青森屋

干支をテーマにしたねぶたが並ぶ会場=9日、三沢市
干支をテーマにしたねぶたが並ぶ会場=9日、三沢市

三沢市の「星野リゾート 青森屋」は、敷地内の公園にねぶたを展示する「ねぶた雪灯(あか)り」をリニューアルした。ねぶた師の竹浪比呂央さん(64)が監修し、新たに干支(えと)をテーマにしたねぶた6台を設置。9日は竹浪さんも参加して点灯式が行われ、宿泊客が幻想的な雰囲気を楽しんだ。宿泊者限定で来年3月末まで。

 ねぶた雪灯りは、宿泊者向けのイベントとして2017年にスタート。竹浪さんに制作を依頼し、今シーズン初めて題材を一新した。

 会場には、今年の干支「辰」をはじめ、「卯(う)」「巳(み)」「午(うま)」「未(ひつじ)」「申(さる)」をテーマにした独創的な作品がずらり。辰のうろこにホタテの貝殻をあしらったり、午は八幡馬をモチーフにしたりと、随所に青森県を感じられる工夫が凝らされているのが特徴だ。

 竹浪さんは「青森の魅力をねぶたの中に取り入れているので、ぜひ発見してほしい」と強調。家族で訪れた三沢市の公務員高橋祐史さん(40)は「夏とはひと味違い、きれいで素晴らしい」と笑顔を見せた。

 
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