Free青森山田高イレブン凱旋 在校生らに優勝報告
第102回全国高校サッカー選手権で頂点に輝いた青森山田イレブンが9日、校舎のある地元の青森市に戻った。在校生ら約150人に出迎えられる中、帰着式で2年ぶりの悲願の優勝を報告した。
選手たちは同日午後5時ごろにバスで到着。優勝旗やトロフィーを手に体育館に入り、盛大な拍手で迎えられた。山本虎主将(同市出身)は「2冠という目標を達成できてうれしい。応援が力になった」と強調。正木昌宣監督も「現地や学校で応援してくれた皆さまのおかげでなし得た」と感謝を述べた。
大会で得点王に輝いた米谷壮史選手(同)は取材に「自分たちで強い青森山田を取り戻そうと戦った。監督が変わっても強いことを証明できた」と誇らしげな様子。
大会優秀選手に選ばれた小泉佳絃選手(おいらせ町出身)も「学校の代表として、元気を与えられたと思う。最高の仲間と日本一を取れた」と喜びをかみしめた。
青森山田は8日に東京・国立競技場で行われた決勝で近江(滋賀)を3―1で下し、4度目の優勝を果たした。高校年代最高峰の高円宮杯U―18(18歳以下)プレミアリーグ・ファイナルに続き、高校タイトル2冠を達成した。