Free【八戸三社大祭・お通り】全27台の山車運行、街が歴史絵巻の舞台に
約300年の歴史と伝統を誇る八戸三社大祭は1日、神社の神輿(みこし)行列と彩り鮮やかな山車が八戸市中心街を練り歩く「お通り」を迎えた。神明宮とおがみ、長者山新羅の3神社の行列と山車全27台が市中心街を合同運行。街全体が歴史絵巻の舞台となり、祭りの盛り上がりは最高潮に達した。
合同運行は午後3時、のろしの合図とともに市庁前をスタート。3神社の古式ゆかしい神輿行列や郷土芸能の神楽、虎舞などが練り歩いた。続いて伝説や神話などをテーマにした迫力のある山車が次々に登場。各山車組がこだわった仕掛けと息の合ったお囃子が相まって見物客を魅了した。
八戸三社大祭運営員会によると、この日の入り込み数は昨年と同じ約18万人だった。
デーリー東北新聞社はホームページ上で、お通りで運行した山車全27台の動画を公開している。ホームページアドレスはhttps://www.daily-tohoku.news/