Free中高35人以下学級の早期実現など要望 文科省に青森県議会
青森県議会文教公安委員会(高橋修一委員長)は20日、文部科学省に安江伸夫政務官を訪ね、新たな教職員定数改善計画の策定や学校施設整備の財源確保などを要望した。
高橋委員長らが県議会と県教委の連名による要望書を提出。中長期的な定数改善計画を策定し、中学校や高校でも35人以下学級を早期に実現することや、公立学校の施設整備で必要な事業の実施に向け、当初予算から十分な財源を確保することなどを求めた。
非公開の懇談後に取材に応じた高橋委員長によると、安江政務官はしっかり受け止める―と応じたほか、「国庫補助の充実を図るのは重要。文科省として取り組んでいく」との考えを示したという。
高橋委員長は「青森県の新年度予算編成の内容も見極めながら、今後も対応していきたい」と話した。