Free【八戸三社大祭】いざ本番、気合十分 31日、前夜祭で開幕

祭りの本番を控え、最後のお囃子の練習に励む類家山車組の子どもたち=30日午後7時半ごろ、八戸市
祭りの本番を控え、最後のお囃子の練習に励む類家山車組の子どもたち=30日午後7時半ごろ、八戸市

約300年の歴史と伝統を誇る八戸三社大祭が31日、前夜祭で開幕する。8月4日までの5日間、青森県南地方最大の山車祭りが八戸の夏を彩る。本番前日の30日夜、市内の各山車組では、スタッフらが山車の最終調整や安全確認をしたり、子どもたちがお囃子(はやし)の練習に励んだりして気合いを入れた。
 同市南類家1丁目の類家山車組の山車小屋では、祭りに参加するお囃子組約50人が集結。最後の練習を行い、にぎやかな笛の音や迫力ある太鼓の音が周囲に響き渡った。
 秋田大3年の鶴見果保里さん(20)は、祭りの時期になると毎年地元の八戸に戻り、お囃子に参加している。今年は大太鼓を担当。「後輩に負けないよう一生懸命たたく」と力を込めた。
 山車制作責任者の一人の芹沢幸隆さん(50)は「今年は作業がスムーズに進み、準備万全。本番は事故がないよう、無事に運行したい」と意気込んでいた。
祭りの本番を控え、最後のお囃子の練習に励む類家山車組の子どもたち=30日午後7時半ごろ、八戸市

 
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