Free最高の料理を 二十歳の記念式典で調理担当 百石高生が予行演習/おいらせ
青森県立百石高(志村博校長)食物調理科の3年生26人が、来年1月7日においらせ町内で開催予定の「町二十歳の記念式典(成人式から名称変更)」の祝賀会でお祝いの料理を提供する。15日は同校でリハーサルを兼ねた集団調理実習が行われ、生徒や職員、来賓に料理の腕を振るった。
同日提供されたメニューは町産のサケを使った「鮭(さけ)の香草パン粉焼き」や「鶏の八幡巻き」など10品目。料理の盛り付けや彩りなど、味だけでなく、見栄えにもこだわっている。式典本番はこのうち6品目、300食を作る予定。
料理を完食した成田隆町長は「具材が多く、切り方も細かく工夫されている。手作りの良さが出ていて、おいしい」と絶賛した。
現在、式典には約150人が参加する予定となっている。3年の河村優人さん(18)は「本番は声をかけ合い、力を合わせて料理する。最高のものを提供したい」と意気込んだ。