二戸市商工会青年部（田中祐也部長）は、同市浄法寺町の浄法寺カシオペアセンター岡本分館（旧岡本小）で、クリスマスツリーをイメージしたイルミネーションを点灯している。天台寺周辺の車通りの多い県道沿いで、夜の街に明るい彩りを添えている。

　浄法寺での青年部によるライトアップは、合併前の旧浄法寺町商工会時代から３０年以上続く。岡本分館での飾り付けは５年目。

　昨年より多い約５５００個の発光ダイオード（ＬＥＤ）を、建物の正面側に設置。青や白、金色に輝く光の空間に、ご当地キャラ「浄法寺のねこ」の顔や、サンタクロース、雪の結晶の電飾も飾り付けた。

　田中部長（３９）は「毎年冬のイルミネーションが定着し、住民も楽しみにしている。交流サイト（ＳＮＳ）で画像を紹介する人も多い」と笑顔。飾り付けを担当した薄井大輔副部長（３８）は「旧校舎を活用して地域を盛り上げる企画なので、多くの人に注目してほしい」と呼びかける。

　ライトアップは来年１月１９日まで。午後４～９時に点灯する。