航空自衛隊北部航空方面隊（司令部・三沢基地）司令官の安藤忠司空将は１５日、三沢市役所に小桧山吉紀市長を訪ね、離任のあいさつをした。２２日付で航空教育集団（司令部・浜松基地）司令官に就く。

　安藤空将は２０２１年９月に赴任し、約２年３カ月にわたって北海道と北東北の防衛の任に当たった。

　懇談は冒頭の一部のみ公開。三沢での思い出について安藤空将は「計４回勤務し、娘も三沢の幼稚園と小学校に通った。皆さんに大変お世話になった」と振り返った。

　航空教育集団司令部は、新隊員の教育やパイロットを養成する教育全般を束ねる部署。「１０年先を見据え、空と宇宙を守る空自隊員を育てる仕事。初めてだが、しっかりやっていきたい」と力を込めた。

　小桧山市長は「健康に留意し、国防のために頑張ってほしい」とねぎらった。