Free企画多彩、学校と家庭つなぐ 根城中PTA、広報誌コン全国2位/八戸

熊谷雄一市長(左)に結果を報告する上野幸委員長(中央)と富岡朋尚会長
熊谷雄一市長(左)に結果を報告する上野幸委員長(中央)と富岡朋尚会長

八戸市立根城中PTA(富岡朋尚会長)が発行する広報誌「大銀杏(おおいちょう)」が、第45回全国小・中学校PTA広報誌コンクールで、2位に相当する「日本PTA全国協議会会長賞(中学校の部)」を受賞した。富岡会長、同校PTA広報委員会の上野幸委員長ら関係者が11月28日、市庁に熊谷雄一市長を訪ね、喜びを報告した。

 審査対象は昨年発行された3冊。特に評価されたのが、女子の制服に導入されたスラックスの特集だったという。デリケートな話題でもあり、試行錯誤しながら企画。保護者が着用した感想を丁寧にまとめた。

 ほかにも、卒業生へのインタビューを通して進学先の高校を紹介したり、PTA活動を掲載したりと、多彩な話題を取り上げてきた。さまざまな学校関係者が登場する誌面は、学校と保護者、生徒をつなぐ役割を果たしている。

 上野委員長は「コロナ禍で学校行事が縮小していた分、使命感を持って作ってきた。今後も子どもたちに楽しいなと思ってもらえる広報誌を届けていきたい」と意気込みを語った。

 
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