Free来季のJ2昇格実現誓う ヴァンラーレ、本社に今季成績報告

過去最高の7位で終えた2023年シーズンを報告する下平賢吾社長(中央)と山田尚幸主将(左)=八戸市のデーリー東北新聞社
過去最高の7位で終えた2023年シーズンを報告する下平賢吾社長(中央)と山田尚幸主将(左)=八戸市のデーリー東北新聞社

サッカーJ3・ヴァンラーレ八戸の下平賢吾社長と山田尚幸主将は6日、八戸市のデーリー東北新聞社を訪れ、同社の広瀬知明社長と懇談した。過去最高の7位で終えた2023年シーズンを報告すると共に、来季こそ目標のJ2昇格を実現する―と誓った。

 昇格圏まで勝ち点6差だった八戸は、5勝8分け6敗と負け越したホーム戦の成績が昇格を逃す一因となった。山田主将は「3連勝が懸かった(3回の)ホーム戦で力が入りすぎてしまった」と振り返った。

 下平社長は「石﨑信弘監督の続投が決まり、今年積み上げたものを来季も出せると確信している。ホーム戦の勝率を改善していきたい」と語った。

 八戸は現在、来季に向けて選手との契約更新や補強を進めている。自身も交渉中の山田主将は「残る選手がしっかり監督に付いていって、厳しいトレーニングを積み、もっとたくましいヴァンラーレを見せられたら」と力を込めた。

 J3の24年シーズンは2月の最終週に開幕し、八戸のホーム初戦は3月中旬以降となる見込み。八戸を含むJ3クラブが新たに参戦するYBCルヴァン・カップが並行して開催される。

 
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