Free警察官の夢かなえて 三沢の児童2人が仕事体験 市商工会青年部の七夕企画
三沢市内の小学生が抱く夢をかなえる手伝いをしようと、市商工会青年部(髙村公章部長)が、「短冊に込めた七夕の夢叶(かな)えます」事業を展開している。22日、夏に「警察官になりたい」との願いを込めた児童2人が三沢警察署を訪れ、業務体験を通じて地域の安全を守ることの大切さを学びながら、将来の夢実現に向けた意識を高めた。
同事業は、「みさわ七夕まつり」で市内の児童が短冊に書いた願い事をかなえてあげようと、2021年から実施している。本年度は、市内6小学校の児童7人を対象に支援している。
同署を訪問したのは、市立古間木小5年の黒澤奏太郎君と4年の井上悠仁君。2人は憧れの警察官から警棒や手錠、耐刃防護衣などの装備の説明を受けたほか、パトカーに乗車したり、鑑識体験で指紋採取に挑戦したりして、仕事への理解を深めた。
活動を通じ、2人はさらに警察官への憧れを強くした様子。黒澤君は「刑事課の警察官になって、事件を解決したい。人の役に立ちたいと思う」、井上君は「鑑識体験が楽しかった。将来はかっこいい警察官になりたい」と、それぞれの夢を語った。