Free光のトンネルで幸福感味わって 「かるまい冬灯り」来場者魅了/軽米
軽米の冬の夜をイルミネーションで温かく照らす恒例企画「かるまい冬灯(あか)り2023」が、町防災センター周辺で行われている。今年の目玉は光のトンネル。色とりどりの発光ダイオード(LED)の明かりに包まれた空間が、来場者を魅了している。点灯は来年1月22日まで、日没の午後5時前後から連日行う。
町観光協会と実行委員会が主催。催しの少ない冬に地域を盛り上げようと、16年から毎年趣向を変え、町中心部で続けている。
今年のテーマは「ハッピーガーデン」。訪れた人に幸せを呼ぶ広場になってほしいとの願いを込めた。LEDは例年より多い約20万個で、地元の向川原町内会などが協力し取り付けた。
光のトンネルには、ハートや星、サンタクロースなどの電飾を配置。周辺には鮮やかにライトアップしたツリーや、鹿、馬、白鳥などかわいらしい動物のイルミネーションを置いた。近くの川にも、水面全体に青色の電飾を飾るなど、幻想的な世界が広がっている。
初日の19日は点灯に先立ち、集まった家族連れに「お菓子まき」が行われ、にぎわいを見せた。実行委の大崎幸男会長(72)は「例年以上にパワーアップした光の空間を眺め、幸福感を味わってもらえたら」と話した。
点灯期間中に撮影した写真を、インスタグラムに投稿するフォトコンテストも開催している。詳細は町観光協会のホームページで確認できる。問い合わせは同協会=電話0195(46)4746=へ。