Free八戸圏域の食材活用 アレンジ料理3品の販売開始 東京・8base

アレンジメニューを試食する関係者=22日、東京・内幸町
アレンジメニューを試食する関係者=22日、東京・内幸町

食の魅力を活用して八戸圏域への誘客を図る「食のまち八戸プロモーション事業」を展開する、八戸圏域版DMO(観光地域づくり推進法人)VISIT(ビジット)はちのへは22日、東京・内幸町の八戸都市圏交流プラザ「8base(エイトベース)」で、地元食材をアレンジしたメニューのテスト販売を開始した。新商品3品を提供して消費者の反応を探り、今後の取り組みに生かす。

 来年度は、圏域出身者が営む首都圏の飲食店などでアレンジ料理1品の提供をスタートする予定。今回のテストと併せて実施するアンケートの結果を基に、販売メニューを絞り込む。

 22日から提供しているのは客が自分でせんべいを焼いて、なんばんみそなどの具材と一緒に食べるメニューや、天ぷらにした豆しとぎにソフトクリームを添えた一品などの3品。いずれも圏域の特産品や食材をふんだんに使用している。

 同日はテスト販売開始に先立ち、エイトベースで関係者向けの試食会が行われた。インスタグラムで食の情報などを発信する女性インフルエンサー2人も招かれ、いずれの料理も好評だった。VISITはちのへの髙村潤企画広報課長は「アンケートで寄せられた意見も参考に、ブラッシュアップしていきたい」と話した。

 
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