(3)「父の背中」 漠然と建築家の夢抱く

八戸国民学校の庭で記念撮影する千葉一彦ら八戸学生団。2列目右端に三浦哲郎の姿も(本人提供)
千葉一彦が中学2年の時、建築家の父寅一が死んだ。八戸市を退職して民間の建設会社で働き、盛岡市の事務所と八戸を往復していた。長女の結婚式のため八戸に来ていたが、式の時にはかなり体調が悪化していたように見えたという。終戦の年、1945年春のこと.....
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