Free岩手県内にインフル注意報

岩手県は15日、県内にインフルエンザ流行注意報を発令した。県医療政策室によると、6~12日の1週間に県内63の定点医療機関から報告された患者数は1機関当たり11・44人(前週比1・93人増)で、注意報発令基準値の10・00人を超えた。

 注意報発令は今年2月以来。今季の学校などの休業措置は14日現在、延べ78件に上り、例年より早いペースで増えているという。

 保健所管内別で見ると、患者数が最も多かったのは県央で1機関当たり21・44人(2・56人減)。県北地方では、久慈が同8・33人(2・66人増)、二戸が同0・67人(0・34人増)。

 県は▽手洗い、せきエチケットに努める▽十分な栄養や睡眠を取り体調を管理する▽症状がある場合は学校や職場などに無理に行かず休養する―など、感染予防対策の徹底を呼びかけている。

 
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