Free年末年始のリビングにランいかが? 中央卸売市場で取り扱い開始/八戸
年末年始のリビングを彩るコチョウランはいかが―。八戸市中央卸売市場花き部で、クリスマスや正月向けのランの取り扱いが始まった。7日、育種を手がける椎名洋ラン園(千葉県)が約30種を搬入し、同社が開発した花々をPRした。
コチョウランはギフト用のイメージが強いが、同社で扱うのは居住空間になじむ自然でコンパクトな仕立ての商品が中心。色は白や薄ピンクなどが一般的だが、3年ほど前に無地で鮮やかな黄色の「ナオミゴールド」を開発し、注目を集めている。
松ぼっくりの飾りがクリスマス気分を盛り上げる商品のほか、鉢を和柄の巾着でラッピングした物なども並ぶ。装飾を取ると、年末年始期間外にもそのまま飾れる。
ランを長持ちさせるこつについて、同社営業課の末吉剛一課長は「葉が水を蓄えるため、秋冬は週に1回程度が良い」と助言。環境は居間など人間が心地良い温湿度の場所が良く、自然に近い状態にするため置き場は動かさないことが望ましいという。
商品は、注文をした三八地域の生花店に順次並ぶ見込み。