Free心彩る瞬間、一緒に感じて 県中総文祭、八戸で開幕

開祭集会のオープニングで左比代虎舞を披露した八戸市立小中野中の生徒=10日、八戸市公会堂
開祭集会のオープニングで左比代虎舞を披露した八戸市立小中野中の生徒=10日、八戸市公会堂

第20回青森県中学校総合文化祭八戸市・三戸郡大会(県中学校文化連盟、県教委主催)が10日、八戸市で開幕した。今年は「縄文の地に紡ぐ 菱の彩り」がテーマ。県内の中学生が舞台や展示で日頃の活動の成果を発表するとともに、交流を深めている。12日まで。

 新型コロナウイルスの影響でオンライン実施などが続いていたが、今年は4年ぶりの通常開催となった。

 初日に市公会堂で行われた開祭集会には、県内各校の生徒ら約600人が参加。オープニングでは、市立小中野中による左比代虎舞をはじめ、三八地域の4校が郷土芸能などを披露し、幕開けを盛り上げた。

 生徒を代表し、市立三条中3年の大石陽士さんは「縄文の風薫る八戸で披露されたものが、皆さんの心を彩る瞬間を一緒に感じられたらと思う」とあいさつ。共に階上町立道仏中3年の林下紗奈さんと重文字佑生さんが開祭を宣言した。

 舞台では、市立北稜中がえんぶり、市立白銀南中が合唱を発表するなど、練習の成果を発揮して観客を魅了した。市美術館を会場に作品展示もスタートした。

 11、12日は市美術館で作品展示が行われる。各地区中文連から推薦された書道などの優秀作品350点以上が会場に並ぶ。時間は午前10時~午後4時(最終日は同1時)。入場無料。

 
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