Free糖尿病予防の重要性訴え 市役所別館をライトアップ/十和田
今月14日の「世界糖尿病デー」に合わせ、十和田市は各種健康教育イベントを展開している。10日は市役所別館などを初めて青色にライトアップ。市民に予防の大切さを訴えた。
青森県の2022年の糖尿病死亡率は、人口10万人当たり22・3人と全国ワースト。十和田市は21年統計で33・5人に上り、糖尿病対策は最重要課題となっている。
こうした状況を受け、市や市立中央病院は各種イベントを実施。2日に健康講座を開いたほか、10日には市民向けの簡易血糖測定会を開催した。
10~16日は、市役所別館や中央病院渡り廊下などを午後4~9時にブルーライトアップ。市民に予防や継続治療の重要性を呼びかけている。
市健康増進課の工藤博明課長は「運動したり、食事に気を使ったりと、できる対策に取り組んでほしい」と話している。