Free4便化維持へ連携確認 三沢-東京線、日航や市など会合
三沢空港を発着する東京(羽田)線の1日4便化維持に向け、日本航空(JAL)と青森県、三沢市は6日、三沢市役所でステアリングコミッティ(運営委員会)を開いた。JALによると、4~9月の予約率は6~8割と順調に推移。3者は西日本との交流拡大や冬期間の利用促進などを目指し、今後も連携していく方針を確認した。
一部非公開で行われた会合には、JALのレゲット・ロス常務執行役員と小桧山吉紀市長、小谷知也副知事が出席した。
上半期の予約率は4、7月が6割台にとどまったが、それ以外の月は7~8割台を維持。「コロナ禍前より好調に推移している」(レゲット常務)という。
意見交換では、三沢空港からの2次交通の状況や、JALが導入した若年者の運賃割引き制度の情報を共有。今後も旅行商品の造成や東京での乗り継ぎによる西日本との交流拡大に取り組むことで一致した。
三沢―東京線は、2020年10月から1日4往復となり、25年3月末まで現在の便数で運航することが決まっている。