Freeまちの仕事体験して知ろう 八戸商議所青年部が仕事パーク開催
八戸商工会議所青年部は10月29日、八戸市三日町のマチニワで「SDGs(持続可能な開発目標)とまちのしごと体験パーク」を初めて開き、大勢の家族連れが八戸地域にある企業の仕事を体験しながら、地域の発展のために果たしている役割に理解を深めた。
21の地元企業や高等教育機関・団体が参加。畳やはんこ、看板などのものづくりのほか、美容師やエステティシャン、デザイナーの体験、農業用ドローンの展示、狩猟のPRなど多彩なブースが並んだ。
三八五引越センターは、さまざまな食器をエコボックスに詰め込む荷造り体験を提供。体験した同市の名久井晴日はるひちゃん(4)は「上手に詰めた。楽しかった」と笑顔を見せていた。
企画した同青年部ビジネス活性化委員会の工藤大地委員長は「今ではSDGsの概念になるが、元々、地元では(売り手良し、買い手良し、世間良しの)三方良しの精神で街の発展を考えてきた企業が多い。それを子どもたちや市民に伝えたい」と狙いを話した。