Free達者米で丈夫な体作りを 光星高野球部に100キロ寄贈 南部町と生産者部会
地域ブランド米「南部達者米」を今後の活力にしてもらおうと、南部町と南部達者米生産者部会(山道金太郎会長)は27日、今夏の甲子園に出場し、ベスト8の成績を収めた八戸学院光星高野球部に対し、達者米100キロを寄贈した。
町が同校の系列校である八戸学院大、八戸学院短期大学部と連携包括協定を結んでいる縁で実施。2019年に続いて2度目の贈呈となった。達者米は農薬と化学肥料を通常の5割以下で栽培。今年から品種は青森県産米新品種の「はれわたり」としている。
工藤祐直町長と山道会長、久保利樹副会長が同校を訪問。3人は、仲井宗基監督とプロ野球ドラフト会議でソフトバンクから育成4位で指名を受けた中澤恒貴選手、洗平比呂投手に達者米を手渡した。
工藤町長は「ベスト8というすごい結果を出してもらった。春に向けておいしいお米を食べてほしい」と激励。部を代表し、中澤選手が「お米を食べて体を作って、プロとして戦っていきたい。後輩たちも優勝に向かって頑張ってくれると思う」と感謝の言葉を述べた。