Free小久慈じゅうね、手際よく刈り取り 研究会が収穫作業
久慈市の小久慈じゅうね研究会(大井正信代表)は21日、同市小久慈町第47地割の畑でじゅうね(エゴマ)の収穫作業を行った。エゴマは乾燥、搾油後、来月19日に市歴史民俗資料室(旧市立長内中)で開かれる今年最後の小久慈朝市で販売される。
同研究会は耕作放棄地の有効活用や地域活性化を目的に、2021年からエゴマ栽培に取り組んでいる。3年目の今年は5月半ばごろから10アールに作付けし、収穫期を迎えた。
収穫作業では、メンバーら8人が鎌を使って手際よく刈り取っていた。大井代表は「発芽期の低温の影響からか、収量が昨年の半分ほどに落ち込みそうなのは残念だが、朝市では“新物”のエゴマ油、じゅうね餅を販売したい」と話していた。
エゴマ油は1本(100ミリリットル入り)1400円で販売予定。