Freeむつ管内にインフル警報 青森県内今季初

青森県は26日、むつ保健所管内にインフルエンザ警報を発令した。県内で警報が出るのは今季初で、過去10シーズンでは最も早い。16~22日の1週間の患者数が1定点医療機関当たり51・00人(前週比44・83人増)となり、警報の開始基準の30人を超えた。県全体でも8・03人(6・43人増)と前週より大幅に増えており、注意報の基準の10人に迫った。

 県内60定点医療機関から報告があった患者数は482人(386人増)で、約5倍に急増した。

 1定点当たりの患者数を保健所管内別に見ると、むつ以外では八戸市・三戸地方4・54人(3・92人増)、青森市・東地方4・33人(2・91人増)、弘前3・31人(2・16人増)、五所川原1・57人(0・43人減)、上十三1・22人(0・66人増)となった。

 県内では前週にインフルエンザの流行入りが発表されて以降、急速に感染が拡大している。流行期が例年よりも早いことから、県は基本的な感染対策と、早めの予防接種を呼びかけている。

 
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