Freeバイオガス発電の可能性や課題は 三本木高生が施設見学/十和田

バイオガスを発電する処理施設を見学する生徒
バイオガスを発電する処理施設を見学する生徒

青森県立三本木高(小森直樹校長)普通コース1年は17日、十和田市の処理施設「バイオガスエネルギーとわだ(B―GET)」を見学し、食品廃棄物などを活用する「バイオガス発電」と地元の事業について学んだ。

 県教委の「あおもり創造学」の一環。同校は地域への理解を深める学習として、十和田市の県南環境保全センターが開設した同施設を見学した。

 センターは2020年から運用。有機汚泥や食品廃棄物を回収し、メタン菌の力でバイオガスを発生させて発電するほか、残渣(ざんさ)で肥料を製造する。

 生徒たちは職員から発電するまでの工程や各設備の役割を学習。廃棄物を資源として再利用するバイオガス発電の可能性と課題、持続可能な開発目標(SDGs)について考えた。

 岩井原幸乃さん(16)は「十和田にバイオガスの発電施設があると初めて知った。食品ロスなど自分ができることを見つけて、SDGs達成に少しでも近づきたい」と語った。

 
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