Free台北線チャーター便を歓迎 半年ぶり、青森空港に到着

出迎えを受ける青森空港に到着した台湾からのチャーター便利用者=19日、青森市
出迎えを受ける青森空港に到着した台湾からのチャーター便利用者=19日、青森市

新型コロナウイルスの影響で定期便が運休しているエバー航空(台湾)の青森―台北(桃園)線のチャーター便が19日、青森空港に到着し、出迎えた関係者が錦秋の県内行楽をPRした。半年ぶりのチャーター便運航で、11月4日までの計5日間に5往復する。

 チャーター便は台湾からの訪日客が搭乗する。現地の旅行会社が企画したツアーで利用し、十和田湖や奥入瀬渓流の紅葉観賞やリンゴの収穫体験などを楽しむ。機体は184席。期間中はいずれも9割程度の高い利用が見込まれるという。

 この日の空港では、県職員や宿泊業者らが県内のマスコットキャラクターと共に歓迎。午後2時の到着便から170人が降り立ち、大型バスに乗り込んで4泊5日の観光に出発した。

 妻と2人で訪れた張育熙さん(58)は「青森はリンゴがおいしく、風景がきれいな印象。紅葉を見るのが楽しみ」と声を弾ませた。

 2019年7月に就航した青森―台北線は20年2月から運休。23年4月13~27日にチャーター便が再開した。今月19日からのプロモーション活動で訪台する宮下宗一郎知事は、同社を訪れて定期便再開についても要請する。

 
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