Free園内散策やたき火体験、家族連れ楽しむ たてのビオトープフェスタ/六戸
六戸町の舘野公園で8日、「たてのビオトープフェスタ」(NPO法人ろくのへ自然塾主催)が開かれた。訪れた家族連れが園内を巡るガイドツアーやたき火体験などを通じて、ゆっくりとした時間を楽しんだ。
イベントは、昨年末で閉校した県立六戸高が4年間取り組んだ「さつき沼ビオトープ」を広く紹介し、自然を体験できる催しを通じて地域に関心を持ってもらうのが狙い。同法人がビオトープの維持管理を引き継いでいる。
ビオトープツアーは午前と午後の2回実施し、参加者は園内の豊かな自然を見て回った。このほか、たき火体験やカボチャを加工してのジャック・オ・ランタン作り、ヤギやウサギと触れ合えるスペース、ハンモックで休憩するコーナーなども設けられた。
町立大曲小2年の中野愛惟さん(8)は「初めて火吹き棒を使って火おこしした。動物もいて、自然と触れ合えた」と語った。