Free地域住民と共に災害に備え イオン下田で防災フェス/おいらせ

イオンモールの社員やテナント従業員の指示に従い、屋外に避難する参加者
イオンモールの社員やテナント従業員の指示に従い、屋外に避難する参加者

おいらせ町のイオンモール下田で8日、総合防災訓練が開かれた。社員、テナント従業員、地域住民が一体となって、災害時の対応や連携を確認した。

 7、8日に開かれた「おんであれ!!体験型防災フェス」の一環。同店舗では消防法に基づいて、年2回の防災訓練を行っている。地域住民を交えての訓練はオープン以来初の試みとなった。

 訓練は参加した地域住民約40人が客として、2階フードコートで飲食をしている際に、震度7の地震が発生し、飲食店から火災が発生したとの想定で行われた。参加者は非常口から1階に下り、社員やテナント従業員の誘導に従って屋外に避難した。

 防災訓練終了後は、おいらせ消防署員の指導の下、参加者が消火器の扱い方について学んだ。

 家族で参加した町立木内々小3年の苅間澤楓さん(8)は「本当に災害があったときは、冷静に周りを見ながら行動したい」と教訓を得た様子だった。

 防災フェスでは、災害食試食会や消防、自衛隊などの緊急車両の展示が行われた。

 
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