Free高度な診療補助技術習得へ 看護師の「特定行為研修」スタート/八戸市民病院

救急領域パッケージ研修の開講式に臨む第4期生
救急領域パッケージ研修の開講式に臨む第4期生

医師の判断を待たず、自らの判断で診療補助ができる看護師を養成する「特定行為研修」を行う八戸市立市民病院は3日、「救急領域パッケージ研修」の第4期生開講式を開いた。計7人の4期生は来年9月までの1年間、高度な専門知識と技術を学び、特定行為看護師認定を目指す。

 同病院でのパッケージ研修は2020年に始まり、これまでに18人が修了認定された。今回は同病院から5人、十和田市立中央病院と青森労災病院から各1人が受講する。

 開講式では、今明秀事業管理者が「患者に必要なケアが、適切なタイミングで実施できるようになる。患者の回復と看護の喜びを一緒に体験しましょう」と呼びかけた。

 十和田市立中央病院の仁和喜江さん(48)は「看護師になって27年目となるが、緊張している。1年間、気を引き締めて頑張りたい」と話した。

 
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