Free自分の名前、点字でどう書く 大曲小児童、視覚障害に理解/六戸

点字の書き方を学ぶ児童
点字の書き方を学ぶ児童

六戸町立大曲小(二ツ森牧彦校長)で9月27日、視覚障害について学ぶ講座が開かれた。4年生46人が青森県立八戸盲学校について理解を深めるとともに、点字の書き方を学んだ。

 町社会福祉協議会(田中孝雄会長)の出前講座の一環。子どもたちに福祉や障害への関心を持ってもらおうと、町内の小学校で毎年実施している。

 講座では、同盲学校の教諭2人が講師を務めた。同校の紹介や生活上の困難を克服する「自立活動」、日常やスポーツで使う道具を説明し、点字の書き方を指導した。

 児童は点字の書き方の法則を聞いた後、専用の道具を使って筆記に挑戦。一覧表を手本に自分の名前と学校名を書くため、一つ一つ点を突いた。

 本川琴菜さん(9)は「点字が身近にあると初めて知った。点字を打つのは楽しかった」と話した。

 
お気に入り登録