Free雨なんの、元気に5・5キロ完歩 児童がノルディック・ウォーク体験/八戸
八戸ノルディック・ウォーク倶楽部(菊地孝成理事長)は9月21日、八戸市立西白山台小の4年生96人を対象とした「ノルディック・ウォーク体験学習」を同校周辺で開いた。児童は友達や指導員との会話しながら、あいにくの雨の中でも約5・5キロを元気に歩き通した。
地域で会員の活動を見かけた児童が「やってみたい」と同校に提案したのがきっかけ。依頼を受けた同クラブは、子どもたちへ歩くことの楽しさや自然を体感する喜びを伝えたいとの思いで準備を進めてきた。
この日は、1組の児童32人が参加。はじめに同校で、同倶楽部の会員からポールの使い方について学んだ。その後同校を出発すると、児童は会員からアドバイスを受けながら、ポールを上手に使い白山台公園で折り返すコースを歩いた。道中、雨に負けないようにと歌を歌ったり、落ちている栗を拾い集めたりと、児童は初めての体験を思い思いに楽しんだ。
参加した川崎凛さん(9)は「ずぶぬれになっても楽しかったので、今度は自分でもやってみたい」と笑顔で話していた。